今日、風香ブランドの涼菓がすべて勢揃いしました。
一つは風香水羊羹。三隅勝栄堂の塩味の効いたさっぱりとした伝統的な水羊羹を風香のパッケージに一新しました。
そして、風香葛切。こちらは黒蜜・抹茶蜜・梅蜜の3種類の蜜が楽しめます。葛切は、筒に入っておりますので、お召し上がりの時に筒から押し出していただきます。結構力がいりますが、楽しいです。
最後が風香じゅれ。これは、今までの三隅勝栄堂で作っていたじゅれを根本から変えました。昨年まで三隅勝栄堂では結構色がはっきりとしたいわゆるゼリー、という感じのものを作っていたのですが、昨年からこれから徐々に「風香」ブランドに商品を移行していくときに、この原色のゼリーでは「風香」のイメージに合わないと思い、昨年より1年かけて考え、今日完成しました。
風香じゅれは3種。従来からある青梅じゅれ。大粒の青梅の密漬けがまるまる1個入っているじゅれです。
そして、ほうじ茶柚子じゅれ。ほうじ茶は和カフェ風香でご注文いただく和香思やお食事に伴って出てくる宇治のほうじ茶です。風香のじゅれには、どうしてもこのほうじ茶を使いたかったのですが、ただのほうじ茶のじゅれでは面白くないので、ほうじ茶にマッチして尚かつさっぱりして美味しいと感じる食材をこのほうじ茶に合わせて入れたい、と考えていました。約1年の間、このことは私の頭の中にいつもあって、時間があるときは考えてきました。そうして得た答えが柚子と合わせること。柚子であれば、国産のものでできます。そして、一番美味しいと感じる方程式(私が独自で持っている理論です)に当てはめて配合を決め、昨日試作を行いました。試作は思った通り大成功。早速今日製品化しました。
最後に柿の葉茶柿じゅれ。柿のゼリーは三隅勝栄堂にもあったのですが、今まではただ柿の実のみをいれたものでした。そこで、柿の葉茶のじゅれにして、その中に柿の身を入れることにしました。ただ、柿の葉茶は苦みがあります。ですが、ある洋酒と合わせることでその苦みは抑えられます。柿の葉には各種ミネラル、ビタミンC、ビタミンB、タンニンが豊富に含まれており、健康と美容に効果的です。特にビタミンCがすごい。レモンの10倍から20倍、緑茶の20倍もビタミンCが含まれています。大量のビタミンCを含む柿の葉茶は、熱に強いためお茶にしても成分が失われません。ご存知のように、野菜に含まれているビタミンCは熱に弱く、加熱によって大半が壊れてしまいますが、柿の葉のビタミンCは「プロビタミンC」という形で含まれているので、熱に強く、お茶にして飲んでもほとんど壊れずに体に吸収されます。そして、ビタミンKやB類も多く含みます。また、アストラガリン、イソクエルシトリンなどのフラボノイド含有しています。ですから、どうしても柿の葉茶をじゅれにしたかったのです。試作も考えていた通り、というよりはそれ以上の出来。美味しいものができた、という喜びは何にも変えられない無上の喜びです。
写真撮影はまだですので、サイトにアップするまでにはしばらく時間がかかりますが、どうぞその折には御利用ください。

当カフェでは、茶器、陶磁器等の販売も行っております。是非一度、お立ち寄りくださいませ。